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冬限定:ブラウンスイス


冬限定「ブラウンスイス」はじまりました!今年からは全てのミルクベースも「ブラウンスイス」となり、「山のおちち」は暖かくなるまで暫くの間お休みとなります。(2010年11月更新)

おいしいミルクジェラートを作りたい。そんな想いでたくさんの牛乳を試した結果、わたしたちは木次乳業さんの「山のおちち」を選びました。しかし、最後の最後まで「山のおちち」と悩んだ牛乳があります。それが同じ木次乳業さんの「山地酪農」です。

木次乳業「山地酪農」
自然を壊さない酪農を目指して、ブラウンスイス種のブラウンスイス牛による山地酪農牛乳です。放牧されたブラウンスイス牛のミルクには、コクと旨味があります。(木次乳業のHPより)

「山のおちち」は主にホルスタインとブラウンスイス、そして少しジャージーが混じった牛乳ですが、この「山地酪農」はブラウンスイス100%の牛乳です。牛の品種だけじゃなく、同じ山でも環境や牧草の違いもあってか、「山地酪農」の方がわずかに脂肪分が高くなってます。この脂肪分と味のバランスがとても絶妙で、ジェラートにした時のおいしさは格別なものでした。

「山のおちち」はというと、はじめの印象は薄かったものの、知れば知るほど良さに気付く、そんな魅力ある牛乳でした。まず驚いたのは、ジェラートにした時、生乳の風味をよく感じられたことです。これは脂肪分が少ないからこそ際立って感じられたのかもしれません。そして、このミルクには合わせた素材のおいしさを引き出す力がありました。はちみつ黒ごまのごまの風味は、ただ炒っただけではここまで引き出すことはできません。やはり、控えめだけど存在感のある「山のおちち」という脇役あってこそ。どんな味にもすーっと馴染んでくれ、決して主役の邪魔をしない。他のミルクではなかなかそういはいきませんでした。

ただ「山のおちち」の脂肪分の少なさが利点であるならば、欠点もまたしかり。脂肪分の多さで旨味を感じるのは当たり前で、好みが明確に分かれる牛乳であることはわかっていました。けれど、きっと多くの人の記憶に残るジェラートになるに違いない。迷いに迷った結果、わたしたちは「山のおちち」を使うことに決めました。

これから冬になっていくと、牛乳の質が変わり、ジェラートの味にも変化が出てきます。牛たちは寒い冬を越す体力を蓄えるため、脂肪分の濃いミルクになっていくためです。わたしたちも冬になると少し脂肪分のあるものを好むため、「山のおちち」(山のみるく)と一緒に「山地酪農」(ブラウンスイス)も置くことにしました。でもごめんなさい、毎日じゃありません。冬限定、しかも週に数回です。出会えたら「あった!」くらいの気持ちで喜んでいただけるとウレシイです。「ブラウンスイス」のある日は、シングルでも「山のみるく」とハーフにできますので、食べ比べたい方は店主にお申し付けください。そして、感想を残していってくれると、非常に嬉しいです。

冬の間は新しい仲間「ブラウンスイス」もよろしくお願いします。(2009年11月更新)
| 2010.11.10 Wednesday | ミルクについて | trackbacks(0) |
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